大会長挨拶
医療法人さとに田園クリニック 院長
太田 匡彦
第35回中国腎不全研究会学術集会は鳥取県が担当でございます。今大会長の大役を拝命いたしました太田匡彦(さとに田園クリニック)でございます。今年のスローガンは『進む超高齢化!腎フレイルと向き合う~地域包括ケア時代の理想の腎不全医療を求めて~』とさせていただきました。
今後我が国は、総人口の急減、高齢者が占める割合の急増と生産年齢人口の急減という新たな局面を迎え、人口および人口構成とも未経験の時代へと突入していきます。それでも我々は、地域において全世代にわたり低~高リスクの腎臓病から末期腎不全にいたるすべての患者に対して円滑に腎臓病治療を提供しなければなりません。高齢者は腎臓病に陥りやすい腎機能フレイルだけではなく、そこには高齢患者を取り巻く厳しい社会環境、認知症や要介護といった様々なフレイルが内包され、高齢者の腎臓病治療を難渋させています。腎臓を診るとは、このような腎フレイルと対峙しつつ全人的医療を進めていくことだと思います。会員の皆様はそれぞれの地域の中で、さまざまな困難に向き合いながら治療に取り組んでおられると思います。中国5県のさまざまな地域で御活躍の皆様にとって、今大会が情報共有の場となり、明日からの医療の糧としていただけるような大会となりますよう鋭意準備を進めてまいります。11月8日広島コンベンションホールにて、一人でも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
第35回中国腎不全研究会学術集会 大会長
医療法人さとに田園クリニック 院長 太田 匡彦